市町合併とこれからのまちづくり
ア、市町の役割は住民が安心して暮らし、地域の自信と誇りを次世代に引き継いでいくことが出来るまちづくりをすすめること
イ、市町は行政運営の効率化と住民との役割分担・協働をすすめながら基盤強化を図り、安定的・継続的に住民サービスをになう手法が「合併」です。
ウ、理想的な合併は30万人程度の中核都市です。
エ、安土から合併のお誘いがありましたが、「ウ」の考えと合併推進検討会議の提言から、参加を見合わすことにしました。
オ、「エ」により、新法期限内の合併は難しく、有効な時期を見極めていきます。
カ、合併の実現に向け、周辺市町に中核都市形成の働きかけをしていきます。
キ、合併の時までは期間があるので、財産を生かしながら地域力、行政力を磨き自力を高めて参ります。
ク、「未来に羽ばたく、夢と安らぎのあるまちづくり」を目標に、住民との対話を通じ、知恵を出し合ってまちづくりを創造していきます。
A4一枚にずらっと文字が並んでいます。上記は私なりに読み替えて書いたのですが、そのままだとよくわかりません。(読み替えてもわからないかも知れませんが・・・)
その書いたものを見て下さいと言われるのですが、町長の話は要旨以下の通りなのです。
県が1市2町の枠組みを示したのを受けて安土から積極的な働きかけがあって「竜王さん腰を上げて下さい。竜王が腰を上げてくれたら話が早く進むので」と言うことでした。私は選挙のマニュフェストでも申し上げましたが、合併は広域がいいのじやないか、中核都市ぐらいのレベルをめざすことが本来の姿ではないかと申し上げてきました。
今年の3月合併推進検討会議の答申も、2市3町で、さらに野洲市、湖南市も視野に入れてということで、私の申し上げてきた広域合併というものとほぼ似通ったものでした。
また、安土の町長さんは合併新法の期限、22年の3月までに答えを出さないと意味がない、と言われた。私としては皆さんと意見を積み上げたいという思いでしたし、それには時間もかかるので期限内は無理だと考え、また広域の合併という私の申し上げてきたものとは違うと言うこともあって結論的には1市2町の枠組みには加わらないと申し上げました。
それ以後安土さんからの話はございません。これからどうするのかと言うことですが、安土と八幡は検討会議というものをすすめておられますが、どういう具合になるかしっかり見極めていきたいと思います。さらに湖北の方も話が進んでおりました。おりましたというのは、今少し止まっているようです。長浜と周辺6町が合併に取り組んでおられまして、積極的に取り組んでおられましたが、長浜市議会の方でちょっと急ブレーキがかかっているようであります。ま、動きは動きとしてしっかり見ていきたい。同時に残るのは安土を含めて7町。安土が合併をすれば6町になります。この動きも見ていきたいと思います。
私は合併は考えなければならない時が来るのではないかと思っています。がとりあえずは竜王町の自力をつけてたくましいまちづくりをすすめていきたい。皆さんのお膝元に足を運ばせていただいて皆さんからいろんな声を聞かせていただき、県、国の動きなど私の元に寄せられる情報、資料はいち早く皆さんにお伝えし、ともに勉強し、こういった会合の中で積み上げていきたいと思います。
竜王町は13500人でなかなか小規模自治体で全てのことがこなせるかと言うと難しい要素が出て参ります。これからは専門的な分野での仕事も増えてきますので、役場に課せられた課題は大きなものがあります。ま、出来る範囲でしっかりと勉強しながら対応できることはしていきたいと思います。いずれに致しましても住民の皆さんへのサービスというのでしょうか、それらは今のレベルより下がると言うことは許されませんから、しっかりとしたまちづくり、これからの町の運営と言いますか、行政のあり方と言いますかすすめていきたいと思います。
このようにお話しされます。
滋賀県が1市2町の枠組みを示したのは一昨年でした。ちょうど11月のはじめ、山口町長は県の合併審議会に呼ばれて、意見陳述をしています。すでにその時に1市2町の合併については、町民の意向ではないと述べています。ですから安土の話は「今さらなんですか」と言うたぐいなのです。
竹山町長は選挙のマニュフェストで中核都市を提案していたと言いますが、そもそもマニュフェストなんてどこにあったのでしょうか。少なくともマニュフェストというのなら、行政全般にわたって、その方向が明確に示されなければならないと思うのですが、A4一枚の見出しの羅列はマニュフェストとはほど遠いものです。また「語る会」のビラでは22号まで合併推進か反対か明確な意思表示がなく、かろうじて23号で始めて「中核都市」という言葉が出てきたと記憶しています。
そこには中核都市がなぜいいのか、行政は効率で範囲を決めるものではないという批判続出の頃に、30万都市が効率的に運営できるとされるにはあまりにも短絡的で中身のないものでした。
選挙での主張が、あたかも周知の論だと言わんばかりにここで登場させられるのには、閉口しました。(町長になって始めて集落まわりをしているのに、ある集落では「皆さんには何度もこちらに伺ってお話しさせていただきましたが・・・」と切り出す始末です。)
安土に対して断るのは自分の主張と違うからと言うのも、町長にあるまじき発言です。町長はいつでも住民の代表なのですから、住民皆さんの納得がいただけないから断るのであって、町長の私的な見解で断られたらたまったものではありません。
これからどうするのかという話の前に、安土は合併協議が進み、合併されるだろうとか、湖北は急ブレーキがかかったとか、げなげなばなしや私的な意見ではなく、事実を伝えるだけにとどめるべきです。
町長は「私の元に届く情報はいち早く皆さんにお伝えし、情報を共有し・・・・・・・」と言われます。ところが私の提供した情報は開示されません。
例の総務省が平成の合併はもう終わりにしようという検討を始めたという話です。この話こそ住民に知らせるべきです。(西川では町長がわざわざ若井議員さんから情報をいただきました、と紹介しましたが「情報の中身については申し上げませんが・・」と言うのです。聞いた人は「若井さんどんな情報もっていったんや。いえへんような情報か」と言われてしまいました。)
小規模自治体では事務がこなせないという話が出てきます。そうでしょうか。徳島県上勝町は人口2002人、高知県の馬路村は1300人足らずです。東京都の青ヶ島村は181人です。それでも立派にまちづくりをすすめています。大きな市と同じように出来なければいけないなんて事はありませんし、国も県もそんな無理を強いるとは思いません。
町長の話で引っかかるのは、やたら「さん」と「具合」が多いことです。安土にも川守にも、ダイハツにも何にでも さん が付きます。企業や集落は集団ですから一人称のさん付けは不適切であり、なにより軽率と取られます。
具合がよいのか悪いのか、具合が良く出てくるのも気がかりです。
それに正確ではありません。まいたけの社長は大平さん。「おだいら」と言われます。おだいらは小平と書きますから、町長はまいたけの社長は大きな人ではなく小さな人だと思っているのでしょうか。
合併の枠組みは三年前に示されていて、知事は「竜王は合併しなくてもいいですよね」と言っていました。それなのに、「夏に」とか「夏前に」県が枠組みを示した。とか国と県が枠組みを示したとか、とにかくむちゃくちゃな報告がされるのです。むちゃくちゃはまだまだ続きます。(次回に報告します。)
町長が立派だと思ったのは最後のことばです。住民サービスは後退させない、後退は許されないというひと言です。これはなかなか言えないことばですが、竹山町長は別の集落で「絶対後退させられない」と言われました。絶対なのです。これは是非とも堅持していただきたいものです。
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